『葉桜と魔笛』

「女生徒」の中から『葉桜と魔笛』
太宰治
角川文庫

ラジオで『葉桜と魔笛』が紹介されていて
久しぶりに太宰の文章に触れた。
中学生の頃は私の「太宰」期であり、
その頃「この人はどうして、男なのに女のことがこんなにわかるのだろう」
と思ったものだ。
久しぶりに読んでも、その印象は変わらない。
女であるが故の、喜び、悲しみ、苦しみ、ねたみ…
切ない、けれど美しい文章で描かれていた。
この「女生徒」のなかでは他にも切ない名作揃いで、
特に『皮膚と心』を読んだときは、
自分のことをのぞかれているような気持ちにさせられた。
私が太宰で一番好きな作品。
(2009.04.17)
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by haraheri4 | 2009-04-19 13:25 | 読書 | Comments(0)