道草日和。

「獣の奏者 Ⅰ・Ⅱ」

「獣の奏者 Ⅰ・Ⅱ」
上橋菜穂子
講談社文庫

「獣の奏者 Ⅰ 闘蛇編」
(2009.08.28)

「獣の奏者 Ⅱ 王獣編」
めぐらされる政略、人を縛る戒律、
人には慣れぬ獣を従わせる力。
それらどれにも従わずに生きたいと願う少女の物語。
彼女の生き方は、
権力の中で頭を出そうとするものには憎々しく見え、
規範に縛られるものには手柄を横取りするかのように見える。
人と人、人と獣との間に壁が見え始めた時
好奇心できらめいていた彼女の瞳が曇っていくのが
つらかった。
いくつかの謎と、しかしそれを超えた結末をだいて
物語はここで終わる。

はずだったのだが、物語は当初の作者の意図を超えて
さらに続くことになったそうだ。
文庫化が楽しみ。

現在、NHKでアニメが放映されています。
「少女の成長物語ではない。
過酷な政治劇の中で、人と政治がぶつかりあうクライマックス」
というような言葉で作者が語るとおり、
児童向けアニメでは難しい内容を含んだ物語の
これからの展開も楽しみです。
(2009.08.30)
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by haraheri4 | 2009-08-30 17:19 | 読書 | Comments(0)
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