「イン・ザ・プール」

「イン・ザ・プール」
奥田英朗
文春文庫

知っていたけれど、なんとなく恐れて手にできなかった本。
アニメ化されて、ちょっと見て、「じゃあ、読んでみるか」と手にした。

精神科医というのは、いろいろいるもんだ、とかかってみて思う。
じっと話を聞き、「この人も悩んでるんじゃないか?」と思うほど沈黙を守る人。
がんがん、駄目出しをして、宿題を出してくる人。
本書のお医者さんは、なんというか…患者と一緒に「はまる」人?
それがわざとなのか、ナチュラルなのか、
ふざけてるのか、まじめなのか、わからない。
患者は「この人、お気楽でいいよな」と思う、
思いつつ、なんとなく、通ってしまう。
通いながら、自分で光を見出して、回復への道を歩み始めている。
「この人、名医なのか?」とも思うけど、
「こんな人にはなりたくない」とも思って。
思わず、にやり。とさせられて。
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by haraheri4 | 2009-11-05 17:50 | 読書 | Comments(0)