「詩歌の待ち伏せ 2」

「詩歌の待ち伏せ 2」
北村薫
文春文庫

「待ち伏せ 3」が出たので買った後、
「2」は読んでいなかったのでは…?と思い読んでみると、
やはり未読だったようだ。

著作権もだいじだと思う。
けれど、詩歌には歴史があり、
「〇〇をふまえた××」という作品がある。
漢詩は一般常識で、会話の中でも使われてきたし
(というほど、私には漢詩の知識がないけど)、
「風更ける」なんて飛躍的な言葉のつかい方を最初にした人がいて、
それを知って別の「更ける」ものが現れたりもし、
…ってものだと、漫画家が音楽家を訴えた時に思ったりしたことを
今回「2」を読んで、あらためて思ったのです。
それだけでなく、詩という短い言葉の世界で、
詩人がどうしてこの言葉を選んだのか、
同じ詩を訳しても、AさんとBさんとでは表記が違うのはどうしてか、
などなどを、考えさせられて、とても楽しい本です。
言葉ってすてきだな、と思います。
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by haraheri4 | 2010-01-13 17:35 | 読書 | Comments(0)