「花芯」

「花芯」
瀬戸内晴美
新潮日本文学58 瀬戸内晴美集
1972年刊。

「凍りついた香り」の後に読むものとしては、
ちょっとふさわしくなかったかも。
「凍りついた…」にまつわる愛とは、
あまりにも在り方が違う。

女は嫌い。といいながら
女の業にとらわれていく主人公。
彼女がかわいそうだと、ある紳士が涙を流すけれど
私もそんな気持ちになった。
彼女は納得して、その生活に入って、
それを楽しんでいる。だとしても、
決してしあわせにはみえないのだから。
(2010.03.26)
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by haraheri4 | 2010-03-27 11:50 | 読書 | Comments(0)