「切れない糸」

「切れない糸」
坂木司
創元推理文庫

小説の中の探偵は妙な癖をもっている方が多いようです。
今回の探偵は、切れた糸のような人。
切れない糸にあこがれながら、
うっとうしくもあり、重くもあって。
でも切れない糸であっても、
空高く飛べることを「生物委員」と結びつきを作りながら知っていく。
生物委員は、じれったいほどそのことの大切さに気づいていないで。

今回は、最後の謎以外は見えました。
伏線が私にもわかりやすく置かれていました。
でも、謎が解けても人の人生は続いていくのだということを、
そのことこそを大切にしている作家です。
(2010.04.02)
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by haraheri4 | 2010-04-04 10:37 | 読書 | Comments(0)