「GOSICK Ⅲ」

「GOSICK Ⅲ-ゴシック・青い薔薇の下で-」
桜庭一樹
角川文庫

本物の探偵には会ったことはないが、
小説で出会う探偵はどこか変わった人ばかりだ。
この本の探偵もまた。

このところ、仕事のために
障害児の保育や乳幼児期の生活・発達について本をいくつか読んだ。
それで、仕事以外で「GOSICK」を読んでいると、
この探偵はもしかして何らかの障害をもつ、
超天才なのかもしれない…と思った。
その姿、他人への態度、混沌を再構築する能力。
社会性に困難をもっていた探偵の前に
現れたワトソンとの交流から、
「誰も愛したことはない、なんてない」と思えるようになってきた。
その姿に、「誰もが発達の願いをもっている」と思う。
(2010.07.24)
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by haraheri4 | 2010-07-25 15:28 | 読書 | Comments(0)