「古道具 中野商店」

「古道具 中野商店」
川上弘美
新潮文庫

少し疲れた私は、
「こういうときは物語にひきづられやすいから」と
ひきづられないような物語を選んだつもりだったのに。
生きるのが難しいと、
生きるのが難しい小説を引いてしまうのでしょうか。

私も、好きな人をなじることがこわくなってきた。
そういう年齢なのだと思う。
「愛してる いわなくちゃ」明日はもうない命かもしれないのだから、
とスピッツが歌う。小説も言う。

人と人との距離は難しく、
残り時間をカウントし始めてようやく、
後悔したくない、人に自分に優しくありたいと
泣きながら気づく。
もっと早く気づいていれば…。
(2010.11.17)
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by haraheri4 | 2010-11-17 15:53 | 読書 | Comments(0)