「凍える島」

「凍える島」
近藤史恵
創元推理文庫

過剰な人間らしさは、生っぽくてうざったい。
という作者。
私は「日常の謎」系の本格が好きですが、
このような様式美、というのでしょうか、
それにのっとった生っぽくない本格もいい。
とはいえ、新春から読むには別な意味で生々しい本でした。

本格は、様式美であるがゆえ、
ちゃんと読めばちゃんとわかるはずなのですが、
私は「わかった」ことが数回しかありません。
今回もまた、何かがおかしい、
というぼんやりとした違和感と、
「これで終わるにはページが余りすぎている」という
あまりにも「そりゃだめでしょ」的な感覚しか持ち合わせておらず、
最後に、ああやられたなあ、と
いつものように思うのでした。
(2011.01.04)
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by haraheri4 | 2011-01-09 12:13 | 読書 | Comments(0)