道草日和。

「八日目の蝉」

「八日目の蝉」
角田光代
中公文庫

映画化されると、
その前に読みたいものですよね。
で、それは先入観なく読みたい心からであって、
それを阻むような帯は勘弁してほしいです。

事柄はいつもx=yのようにきれいな直線を描いたりはしない。
とは思いつつも「変化の予感」がなかったように感じて、
どうして…というきもちが残ります。
「わかるな」と思うのは、
「あの人のようになるまい」と固く思いながら、
そうなってしまうこと。
それは「自分はそういう人生しか見てこなかったから」という
とても単純な理由だと思うけれど、悲しいことです。
子がそれを乗り越えようとする姿は、
親にもきっと何かの影響を与える。

事件・事故に巻き込まれた人々が、
どのようにそれを超え、あるいは抱えて生きる決意をするのか。
3.11から1ヶ月、まだまだ傷は生々しいけれど、
生きる決意に助けになるような、暖かい援助がほしいです。
(2011.04.06)
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by haraheri4 | 2011-04-16 19:05 | 読書 | Comments(0)
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