道草日和。

「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」

「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」
鴨志田譲
講談社文庫

何か杖がないと歩けない依存症者は、
あまりに繊細で優しくて。
それに気がつかずにいた日々を思うと、
繰り返し自分の愚かさを痛感する。
私こそ、あなたという杖がなければ生きてこられなかったのに。

優しくて、言葉を飲み込んでしまう人や、
魔法の杖(←自分の力を食い尽くすけど)をふるって
言えない言葉を言って、後悔して、また杖をふるう人や。
そんな人々を見ていると切なくて、涙を浮かべつつ、
杖をふるう姿ははたから(冷静に)見るとおかしくて笑ってしまったり。
その魅力に私はひかれるのでしょう。
酔いがさめて、うちに帰るその時に、
帰りたくなるうちであるように。
私にも、あなたにも。
(2011.05.17)
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by haraheri4 | 2011-05-28 10:08 | 読書 | Comments(0)
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