道草日和。

「テンペスト」

「テンペスト」
池上永一
角川文庫

「テンペスト 第一巻 春雷」
(2011.07.18)

「テンペスト 第二巻 夏雲」
(2011.07.24)

「テンペスト 第三巻 秋雨」
(2011.07.27)

「テンペスト 第四巻 冬虹」
(2011.07.28)

ジェットコースター。
それが一番激しく、酔いそうだったのが
二巻で、これには苦労しました。
そこを抜けると楽になる、という相方の言葉を信じ、
その通り読みきれました。
池上さんの作品は、
いつもジェットコースター並なのですが、
今回は四巻組み、長編でのコースター、
激しさは並ではありませんでした。



人の、女の生き様はどこにあるのか、
何とか努力すれば叶う(ことは少ないけれど)世になっても
悩みは尽きず、100年前から変わらない。
国はなくとも、人は生きる。
その民のたくましさ、そして突きつけられる「国とは」という問い。

琉球、というのは全く別の国なのだ、ということを
あらためて思いました。
文化、言葉、美意識、何もかもが独特なものです。
これまで何度か見てきた沖縄の風景が
違って見えます。
小さな、海の中に位置する国。
生き残るために、中国や薩摩にいい顔を見せながら
力強さを同時に見せる。
その後の、日本による支配、アメリカの占領、そこからの解放、
今も残る「アメリカ」の領土。
大国に翻弄されてきた沖縄、
テンペストには
「100年後には琉球の知識と美とが見直されるだろう」
という台詞があったけれど
見直されている、同時にまだ大国に侵されている現実がある、
残念以上に、悔しい思いです。
この美は、知識は、琉球のものだ。
[PR]
by haraheri4 | 2011-07-31 08:51 | 読書 | Comments(0)
<< 梅仕事・梅干2 「青年のための読書クラブ」 >>



レシピ・たべもの、読書などなどの話。
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
カテゴリ
記事ランキング
画像一覧
以前の記事
フォロー中のブログ
ブログパーツ
最新のコメント
最新のトラックバック
小さいニモ
from 道草日和。
線つけ学習法でTOEI..
from ビジネスで英語が必要ですか?
村田エフェンディ滞土録
from To pass leisur..
橋からみた川
from 道草日和。
猛スピードで母は (文春..
from 本を読もう�U
タグ
検索