「怪談・奇談」

「怪談・奇談」
ラフカディオ・ハーン
角川文庫クラッシックス

暑いからね。
ちょっと涼しくなろうと思って読みました。

ろくろ首とか、雪女とか、耳なし芳一とか、
おお、知っているものは
だいたいハーンが(聞いたり、読んだりして、まとめて)書いていたのか!
という驚き。
私が怪談を頼まれた時のとっておきの話も載っていた、
出典知らずにしゃべってたよ
(でも、この話、小学生にはきつかったようで、
みんなに大泣きされた。
あとで保護者に叱られました…)。

ええ、そうなる?という理不尽な展開もあり、
これにはハーンも「自分も納得できないが、
日本の原本ではこうなのだ」と書いていたりする。
もともとの原因を作ったのはあなたで、
だからたたられても、しかたないじゃないの、的な
話も少なくないのです(古事記のときもそう感じたなあ)。
それから「女って執念深いよね」というのも
あらためて思い知らされました。
ああ、どうしてもう、こんなに独占欲が強いの?
モノやヒトに対する執着の強いことよ、と
我がことのように読みました。
(2011.07.31)
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by haraheri4 | 2011-08-07 09:51 | 読書 | Comments(0)