道草日和。

「闇の奥」

「闇の奥」
コンラッド
光文社古典新訳文庫

訳者が「そう長くない中篇、難しいわけなかろう」と書いていて
(その後「確かに謎がある」とも言うのだが)
・・・そんな、と思った。

難しい。
どうしてこの展開になるのか、
いつの間にこの人はこうなったのか、
自分はどこかで読み落としているのか、
何度もそう思った。
振り返っても読み落としていたわけではなかったり、
そうなると行間というやつなのか、いやそうとも思えない。

という難しさとともに、
「帝国主義って、切り拓いていたのは商人なのか」ということを
あらためて思う小説でもある。
乗り込む側の人々から崇拝される人物の
示すおぞましさ。
さっきから言っていた「素晴らしい人」とは
この人のことか?
別人ではないのか、と思うほどに。
何が道徳で、常識で、正義か、
そんなもの、その時の支配者で決まるんだな。
(2012.10.06)
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by haraheri4 | 2012-10-13 18:39 | 読書 | Comments(0)
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