道草日和。

「牛 築路」

「牛 築路」
莫言
岩波現代文庫

今年のノーベル文学賞受賞作家。

旧ソ連を舞台にした物語はいくつか読んでいたが
文革下の中国というのは読んだことがなく、
書き手の違いか、文化の違いか
2つの国の物語は全く違う印象。
旧ソ連モノは、おぞましい。違う作家のものでも。
莫言が描く中国は、たくましいな。
いや、この人がたいそうブラックなのかもしれない。
笑っていいの、いや笑うしかない。
このブラックが実際起きた事件を下敷きにしていると知って
最後には笑いが引っ込む。

にら、ねぎ、にんにくを使った炒め物や
ほかほかの饅頭の描写、
「こんな田舎でもやっぱり中華!」と
へんな納得をした。
まあ、普段はなかなかおなかいっぱいにはならない時代だったけどね。
(2012.12.06)
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by haraheri4 | 2012-12-14 19:57 | 読書 | Comments(0)
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