「ギリシア神話」

「ギリシア神話」
アポロドーロス
岩波文庫

ギリシア、といえば財政破綻。
これは、そんな時代から2000年前に書かれた物語。
アポロドーロスさんは、
彼が存在する以前の文献や、伝説を書き取っただけで、
編集する意図はなく、
そのためところどころ齟齬が生じている、ということだが、

そんなの、わかりませんでした。
見開き2ページにわたって、
カタカナの名前が列挙されていたら、もう、
何がなんだか。
夏は人生の宿題をやるシーズンであり、
ギリシア神話をちゃんと読んでいないから読むか、
と挑戦したけれど、
何度も「もうやめよう」と思った。

とはいえ、世界がまだ一人の神ではなく、
たくさんの神々と人とが交錯していた時代は、
東西問わず、おもしろいです。
地獄に落ちた妻を迎えにいって、振り返ってはいけないのに振り返る、とか、
けんかした時に投げた岩が、現在の〇〇島である、とか、
神々につらなる系譜はこれこれである、とか、
「古事記」そっくり。
A神をからかったB神が、A神の子孫に復讐され、
それをまた、B神の子孫が復讐したりしているのを見ていると、
いいかげんにしなさい、と言いたくなる。
怒りっぽく、美女とみれば惚れっぽく、惚れれば浚ってきたりする。
まるで、人の子のような振る舞い、私はこうした神なら好きです。
(2013.08.31)
「善き魔女」読了後、ひたすらギリシア神話で、
8月31日に読み終えるなど、まさに宿題。
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by haraheri4 | 2013-09-08 10:34 | 読書 | Comments(0)