道草日和。

「失脚/巫女の死」

「失脚/巫女の死 デュレンマット傑作選」
デュレンマット
光文社古典新訳文庫

四言語が公用語とされるスイスの作家、
彼はドイツ語で書きます(むろん、私は翻訳で読んでいます)。

4つの短編。
「トンネル」。
こういう怖さ、好きだな。
不条理で、その世界に抵抗できなくて、笑うしかないような。

「失脚」
こういう怖さは、きついです。
「トンネル」のように、
もうどうしようもないものなら受け止められても、
人間のもつ恐ろしさは、きっといつまでも怖いままだ。

「故障」
誰も認めてくれなかった、自分も気づかなかった輝きに
気づいてしまった男の悲劇。なのか、喜劇なのか。
「注文の多い料理店」という結末、と思いきや、
の裏切りもおもしろい。

「巫女の死」
ギリシア神話ですよ、最近読んだばかりの。
なのである程度はわかりました。
これは「藪の中」の趣、
のように捉えているのは、もしかしたら私が
よくわかっていないだけなのかもしれない。

(2013.09.25)
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by haraheri4 | 2013-10-05 15:00 | 読書 | Comments(0)
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