「春の雪」

「春の雪―豊饒の海(1)」
三島由紀夫
新潮文庫

この時期に、禁断の読書。しかも三島。
映画になったというので、読んでみた。

雪も、砂も、海も、月も、
ただ一つのことだけでなく、多重な意味を持っている。
それが、後から「あれはこういうことだったのか」と
思わされる。
ほんと、文学だなあ、と思う。
文学世界が深くて、広い。

けどね。
私は、三島と違うものを美しいと思うでしょう。
土や汗や血にまみれたことのない手を持った青年より、
それにまみれた手の悲しみや
美しさにひかれるでしょう。

だから、これが映画になって
しかも、「悲恋」「美しい恋物語」みたいなCMをみると
どうやってそういう「お話」として映画化されたのか
頭をひねる。わからない。
[PR]

by haraheri4 | 2005-11-18 13:06 | 読書 | Comments(1)

Commented by haraheri4 at 2005-11-21 14:21
TBありがとうございます。
白田麻子さんのブログに
コメントを残させていただきました。