「ダブリンの市民」

「ダブリンの市民」
ジェイムズ・ジョイス
岩波文庫

「ユリシーズ」に挫折したまま、
これなら読めるか?と思って手を出した。
…読めません。
字を追うことと、「読む」ことは違うんだなあ…(涙)
解説を読むと、ひとりでは「読む」ことができなかった
あれこれを知ります…うう~

けれど、作家の目ってすごいなあ、ってことは思いました。
100年前の作品なのに、
何かにとらわれている人々の姿がよく見えている
(なんて私にほめられても嬉しくないだろうが)。
人間関係がうまくいかない、かといって仕事もこなせない、
そういう「男」(だいたい、彼の名前がほとんどでてこない)のせつなさや、
その家族の構図とか。
異質なものに出会う少年の心とか。
わかってると思っていたものが、
手からこぼれていくときのきもちとか。
短編集なので、読みやすい←いや、読めないけど。

mamedasuさんに買ってきてもらった
アイリッシュ・ブレックファーストという
紅茶は、飲み終えてしまいました。
ジョイスのことを思いながら…
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by haraheri4 | 2006-03-16 12:24 | 読書 | Comments(0)