「ノらや」

「ノらや」
内田百閒
中公文庫

FM横浜で紹介されていた本。
図書館で借りてきました。

ねこ好きの人なら、涙なくしては読めないエッセイです。
野良猫出身のノラが、家から出かけて戻れなくなる。
百閒先生は涙にあけくれ、洗顔も入浴もできなくなり、
何度も新聞折込広告で「探し猫」をする、英文でも作る。
その奮闘がおかしいけれど、きもちがわかって
ページがめくれなくなり、
なかなか読み終えることができませんでした。
「ノラや、ノラや」という呼びかけ、
「猫は我我の身辺にゐる小さな運命の塊まりの様なものである」
と言い切りながら、
自分は世間によくある愛猫家ではない、とも…。
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by haraheri4 | 2006-12-07 12:50 | 読書 | Comments(1)

Commented by haraheri4 at 2006-12-15 12:05
TBありがとうございます。bobさんのブログに時代小説・古典がお好きとありました。時代小説は周五郎一辺倒、古典はなかなか挑戦できずにいます。時々あそびにいきますね。