「メシアの処方箋」

「メシアの処方箋」
機本伸司
ハルキ文庫

考古学やら生物学、SFやら機動隊やら…
法も倫理もすっ飛ばして「知りたくはないのか」と
それだけのために
仕事をやめ、結婚もし、子どもも生まれ、
犯罪者となり、でも裁かれず。
「知りたくはないのか」…私たちは謎の前にひれ伏す。
謎のために何でもやってしまう男と
それに振り回される主人公もまた、知りたいのだ。

知った事実はシンプルなことだった。

個がばらばらに存在し、ばらばらさが加速していくいま、
誰かのためにできる何か小さなことがないか。
ばらばらでいいのか、楽してていいのか。
誰かのために暖かい靴下を編むことができるか。
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by haraheri4 | 2008-10-02 21:36 | 読書 | Comments(0)