道草日和。

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「おひとりさまの老後」

「おひとりさまの老後」
上野千鶴子
法研

めずらしくノンフィクション。
職場の人が、老後を過ごすグループホームを立ち上げる、
ということを考えている。
その人に「ある朝突然死にたい」といったら
「ピンピンコロリなんて甘い!」といわれ、貸してもらった本。
読んでみて。甘かったか、やっぱり。

大事なのはお金で買えない友達。
メールでつながっていて、
おしゃべりができて、
死んだとき一人でもすぐに見つけてもらえるネットワークをもっていること。

そして孤独を楽しめること。
一人も二人もみんなも、いろいろなパターンの交友がこれからもある、
それをそれぞれ楽しめること。

介護される心得、死ぬ前に片付けておきたい秘密の宝物、
遺書は書いておくといいらしい…
などなど、まだあまり考えていなかったことを考えた。
誰でも最後はひとり、
そのとき「ひとりでも孤立していない」暮らしを最後まで過ごせたら…と思う。
でも、お金もやっぱりいるよなあ…。
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by haraheri4 | 2009-07-31 19:56 | 読書 | Comments(0)

「シンデレラ・ティース」

「シンデレラ・ティース」
坂木司
光文社文庫

舞台がミステリとしてはおそらく異例の場所なので、
ですがタイトルと表紙で伝わるかも。

坂木さんは「安楽椅子探偵」ならぬ
「ひきこもり探偵」を生み出した作家。
今回の探偵もまた、
愛想はよくない、
あまりしゃべらない、
職人肌、
といった人物…私にはとても魅力的。
誰も死なないミステリ「日常の謎」の類。
坂木さんはいつも、登場人物の心に寄り添い、
人とのふれあいで人が変わっていく姿を描いていると思う。
謎も心に寄り添わないとわからない。
探偵もワトソンも成長していく(これも「ひきこもり」シリーズと同じですね)。

この作品を読んで、坂木さんの性別がわからなくなりました。
ずっと「彼」だと思っていたけれど…違うかも。
女性から見てこれだけ魅力的な探偵役が
男性に書けるのかな…なんて。
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by haraheri4 | 2009-07-30 20:28 | 読書 | Comments(0)

「バガージマヌパナス」

「バガージマヌパナス わが島のはなし」
池上永一
文春文庫

ファンタジーノベル大賞受賞作。
…ふーん、ファンタジー、そうかも。

沖縄の小さな島で、島の空気そのもののように過ごす2人の女。
喜びも悲しみもスカッとしていて、引きずらない。
このまま仕事もしないで生きていこう、と思っていたのだが…。

たくさんのウチナーグチ、三線と口笛、民謡を歌いながら歩く島。
庭には鶏ややぎがいて、お祝いの時に絞められる。
「リゾートホテルにやってくる日本人」であり、
喜びも悲しみもくよくよしている私ですが、
描写される島の風景や主人公のすがたにはとても心ひかれます。
池上さんの作品は、舞台が沖縄ではなくても沖縄の風を感じる。
ごちゃっとした雰囲気がよく伝わる。
まして今回は島が舞台、存分にごちゃっと感を味わえます。
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by haraheri4 | 2009-07-29 17:16 | 読書 | Comments(0)

09梅仕事:梅干4

梅雨が明けても、梅干を干すには適切な日がなかなかなかった。
干しても曇っていたり、晴れても湿気ていたり。
26日はようやくちゃんと干せた。
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これで今年の梅干はできあがり~
(2009.07.26)
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by haraheri4 | 2009-07-29 17:05 | たべもの | Comments(2)

「監禁」

「監禁」
ジェフリー・ディーヴァー
ハヤカワ文庫

「静寂の叫び」の作者だということを
読み終えてから気づいた…カタカナの作者はなかなか覚えられない。

タイトルどおりの物語。
帯には「闇」の一字
(買ったとき、ハヤカワ文庫は「帯に一字」で内容を伝える
キャンペーン中?だった)。
私たちは誰も光ばかりではない。
傷や暗い部分を持っている。
それらとは適切な時期に、適切な形で
向かい合うことが必要かもしれない。
しかし、他人に悪意(←悪意とは思えない、巧妙なやり方で)を持って
無理やりこじ開けらると
「自分の罪深さ」に耐えられなくなり、闇に落ちる。
人の傷を暴き闇に落とす、その者が、
「神の代理人としてやっているだけだ」と信じていたら…?
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by haraheri4 | 2009-07-28 17:21 | 読書 | Comments(0)

「終末のフール」

「終末のフール」
伊坂幸太郎
集英社文庫

宇宙が投げたボール。
混乱の「終末のフール」。
冷静ではいられぬクール。
でももがきながら泳ぐプール。
終末でなくても、いつも
生きるためにもがくフール。
「終末のフール」は私へのエール。
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by haraheri4 | 2009-07-26 13:34 | 読書 | Comments(0)

「きつねのはなし」

「きつねのはなし」
森見登美彦
新潮文庫

私の前に何かいる。
みたいなお話、暑い夏にぴったりです。
京都が舞台、京都は猛暑極寒な町ですよね。
でも、これを読めば汗がひく。
それだけでなく、京都の裏道を京都の知人と
通り抜けていくような気分にもなれます。
(2009.07.23)
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by haraheri4 | 2009-07-24 22:54 | 読書 | Comments(0)

「もやしもん」ご存知ですか?

b0044694_19544617.jpg

発酵食品好きな方、
好きがこうじて自分で酵母を育てたり、それでパン作ったり(最近やってないなあ)、
納豆作ったり、キムチを漬けたりしちゃう方。
「もやしもん」というマンガ、おすすめです。
今回は夏によく売れる発酵飲料編~
一緒に写っているのは、醤油や味噌、酒作りで活躍する
オリゼー菌(かわいらしくキャラクター化されています(〃∇〃))のぬいぐるみ。
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by haraheri4 | 2009-07-22 19:54 | たべもの | Comments(0)

日本書紀

「日本書紀 全現代語訳」
宇治谷孟
講談社学術文庫

「日本書紀 (上) 全現代語訳」
(2009.07.01)

「日本書紀 (下) 全現代語訳」
終わった~はう~
現代語訳でこれだけかかるんじゃ、原文は無理かな。
(2009.07.21)

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by haraheri4 | 2009-07-22 19:30 | 読書 | Comments(0)

「あらしのよるに Ⅲ」

「あらしのよるに Ⅲ」
きむらゆういち
講談社文庫

文庫版完結。

私が自信がないのは
自分を信じられないからだ。
信じることは強いこと、
人と結びついていける力にもなる。
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by haraheri4 | 2009-07-21 16:46 | 読書 | Comments(0)



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