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「ロンドン・ブールヴァード」

「ロンドン・ブールヴァード」
ケン・ブルーエン
新潮文庫

ブリテッィシュ・ノワール。
だから、もちろん暗黒なかんじだが、
読書好き、詩好きのワルが、
つぶやく言葉がかっこいい。
暗黒の世界で生きながら、光にこがれ、
だから光を奪った者は、絶対に許さない。

あと、メニューしか並んでいないのに
食べ物がおいしそう(どうおいしそうかは書かれていない)。
私がイギリスにあこがれているからかしら。
(2010.03.29)
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by haraheri4 | 2010-03-30 20:20 | 読書 | Comments(0)

文旦のピール2

1日乾燥させて、こんな感じになりました。
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なかなかおいしくできました。
ビンに入れて保存します。
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by haraheri4 | 2010-03-29 20:09 | たべもの | Comments(0)

文旦のピール1

文旦をいただきましたので、

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by haraheri4 | 2010-03-28 10:14 | たべもの | Comments(0)

「花芯」

「花芯」
瀬戸内晴美
新潮日本文学58 瀬戸内晴美集
1972年刊。

「凍りついた香り」の後に読むものとしては、
ちょっとふさわしくなかったかも。
「凍りついた…」にまつわる愛とは、
あまりにも在り方が違う。

女は嫌い。といいながら
女の業にとらわれていく主人公。
彼女がかわいそうだと、ある紳士が涙を流すけれど
私もそんな気持ちになった。
彼女は納得して、その生活に入って、
それを楽しんでいる。だとしても、
決してしあわせにはみえないのだから。
(2010.03.26)
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by haraheri4 | 2010-03-27 11:50 | 読書 | Comments(0)

「凍りついた香り」

「凍りついた香り」
小川洋子
幻冬舎文庫

過剰な愛は毒になる。
その毒には使うものも、対象者も侵される。
愛だと勘違いしていたけれど、
それは愛じゃないんだ。
ただ、愛だと勘違いして毒を使う者は、
自分もまた愛の被害者であったりする。
ずっと前から、本当は「凍りつい」ていた心身。
それに追いついたとき、涙がこぼれる。

小川さんの作品ではいつも、何も無駄がない。
どんな小道具も、せりふも、必ず意味がある。
香水、スケートリンク、くじゃく、洞窟、蘭、暗算。
置かれたところがばらばらでも、
後からつながって物語をより深く見せてくれる。
(2010.03.26)
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by haraheri4 | 2010-03-27 11:44 | 読書 | Comments(0)

「虐殺器官」

「虐殺器官」
伊藤計劃
ハヤカワ文庫JA

想像力の欠如、怒りや悲しみを感じない心は、
平和を構築していく上での己の敵だと思う。
自分が鈍感であることだけでなく、
感じないように仕組まれていることも忘れてはいない。

各地で戦争が起こるたび、
心が病んでいては、兵士として「仕事にならない」。
「虐殺器官」の主人公は、心に麻酔を打たされ、
虐殺が起こる地域になぜかいつもいる人物を追う。
そして思う「この殺意は、自分自身の殺意だろうか」と。
ある人物からは
「おれは目の前の敵を殺したというのに、
伴うべき感情や反応のセットが欠けている」
そう思ってるんじゃないかと指摘されてうろたえている。

なぜ虐殺を引き起こすのか、との問いの答えに
私はめまいを感じる。
言葉は何のためにある?本当はどう使うべきなんだ?
明白すぎるその理由を握ってはなすな。

1974年に生まれ、2009年に亡くなった作者、
活字として残っているものは少ない。
web上にたくさんの彼のテキストが残されているそうです。
彼は、書いた主人公とは裏腹に(主人公は麻酔を打たされていたのだけれど。
そしてゆらぎがある。そのゆらぎが物語を進める)すばらしい想像力の持ち主で、
生きていたらこの作品の先にあることを活字にしてくれたに違いない、
と思うと、早すぎる死が残念です。
いや、でも、本書は残酷でヘビーです。
その後、昼寝したら…すごい夢見た、もう本の影響そのもの。
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by haraheri4 | 2010-03-24 16:52 | 読書 | Comments(0)

キャロットケーキ

ふるーいレタスクラブ(15年前!)のレシピを参考にしています。

にんじん1本みじん切り、
以前作ったパイナップルのコンポートを使いたかったが
ふたが開かなかった(涙)ので、ドライパイナップルを刻みます。
ボウルにサラダ油100ccとブラウンシュガー80g
(元のレシピは、砂糖はこの倍!そんなに入れると私には甘すぎる)を入れてよく混ぜる。
といた卵3個を入れ混ぜて、にんじんとパイナップルを入れて混ぜる。
薄力粉180gとベーキングパウダー小さじ1をふるいながら加えて混ぜる。
あと、シナモンちょっとふりました。
それをパウンド型に入れて180℃50分焼く。
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なんか、ケーキというよりおかずみたいな見た目だ。
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切り口も、おかずみたい。
食べてみたら、ちゃんとお菓子だったので安心しました。
甘み抑え目です。
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by haraheri4 | 2010-03-20 15:20 | たべもの | Comments(0)

「おめでとう」

「おめでとう」
川上弘美
新潮文庫

女同士の友情や愛情、
男と女の公式でない交際(?)を描いた短編集。
せつなおかしい。
お土産にかったかまぼこを着く前に食べてしまったり、
掃除機のコードを私より男の方がうまく引き込めることを覚えていたり。
日常とそのすぐ隣のそうでない日々の、
悲しみやせつなさを「くすっ」とした微笑みにくるんで、
でもやっぱりせつなくて。
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by haraheri4 | 2010-03-20 15:07 | 読書 | Comments(0)

「椿姫」

「椿姫」
デュマ・フィス
光文社古典新訳文庫

なんといいましょうか、
「よく話し合わないとだめよね」という感想です。
(2010.03.18)
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by haraheri4 | 2010-03-20 15:02 | 読書 | Comments(0)

「余白の愛」

「余白の愛」
小川洋子
中公文庫

途中で、頁をめくれなくなる。
雪の日の朝のように音がなく、
かすり傷ひとつつかずに、
繊細すぎる優しさで守られた世界が、
そんなに長く続くはずがないと思って。
そう思ったら、
きっと切なくなってしまうだろう、
という次の頁がめくれなくなってしまう。
はじめからそんな予感に満ちて、
悲しくて美しい物語。
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by haraheri4 | 2010-03-16 18:57 | 読書 | Comments(0)