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「ゼラニウム」

「ゼラニウム」
堀江敏幸
中公文庫

この人の目には、
どんな日常も、物語にみえてくるのだろう。
小説とエッセイとの狭間をいくような感覚、がいい。
私の現在№1作家。

とはいえ。
今回は、日常とエッセイの狭間から、
一歩、二歩と物語の世界側へ
どんどん進んでいく感じで、
最後の短編を読み終えた時には
「この人、こんな作風だったっけ?」
と思ってしまいました。
でも、
橋、水たまり、紙袋、といった何でもないものが、
何でもなくないものに見えてくるのは、
素敵です。笑えて、ちょっと悲しいです。
その目に、見方に、いろいろと教えられます。
(2010.10.27)
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by haraheri4 | 2010-10-30 18:06 | 読書 | Comments(0)

「白銀ジャック」

「白銀ジャック」
東野圭吾
実業之日本社文庫
(2010.10.22)
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by haraheri4 | 2010-10-30 17:52 | 読書 | Comments(0)

「赤朽葉家の伝説」

「赤朽葉家の伝説」
桜庭一樹
創元推理文庫

作品ごとに違う印象を与えられる桜庭さん。
「私の男」では震えが止められず、
「GOSICK」ではライトでかつ本格な感覚を楽しんで。

今回は驚かされた。
こんな「大きな小説」が書ける人とは!
時代感の捉え方がとても納得できる、
同調できる。
私には、私たちの時代のものは、
自信も覚悟も力もないまま、
何かを受け継がないとならず、
だから受け継ぐことができずに逃げたくて…
という時代感。
それでも生きていくのだ、逃げたり隠れたりしながらも。
(2010.10.20)
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by haraheri4 | 2010-10-30 17:50 | 読書 | Comments(0)

「最後の命」

「最後の命」
中村文則
講談社文庫

命は割り切れない。
何をしようと、誰であろうと、
命は命なのだから。

中村さんにはいつも揺さぶられる。
読むのがつらい。
私も、かつて中村さんが書いた
悪そのもののようなものを手にしたら、
心を保っていられる自信がない。
(2010.10.13)
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by haraheri4 | 2010-10-30 17:40 | 読書 | Comments(0)

「フェンネル大陸偽王伝3 虚空の王者」

「フェンネル大陸偽王伝3 虚空の王者」
高里椎奈
講談社文庫
(2010.10.13)
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by haraheri4 | 2010-10-30 17:33 | 読書 | Comments(0)

突撃!函館1泊2日:2010.10.17(日) 真逆の午後

11:00チェックアウト、Uおばさんが迎えにきてくれた。
啄木博物館などをみて、昼食にラーメン。
14:00少し前、Kおばさんの病院に向かうも、
Kおばは少々元気がない。
15分程度の滞在で、病院をあとにする。
Uおばさんにこれ以上ご迷惑をかけられず、
また、なんだか悪天候なのが心配で、
空港に向かってもらう、着いたのが14:40頃。

父と「二人で映画でも見に行くか?」とか話していたが、
「まあ、駄目だと思うけど、飛行機のチケット、
早めに振り替えてもらえないか聞いてみる」と
カウンターに向かった。
するとお姉さんは「できます」私「何時ですか」
お姉さん「15時です」私「15時何分ですか?」
お姉さん「いえ、15時です」
…あと15分やんけ!どないしよう(と唐突に母の故郷のうそ方言になる)。
父にそのことを告げ、お土産も買えないがどうする?
と聞くと、「乗る」という。

そこから私たちはリレーのバトンのごとく、
父は車椅子に乗せられお姉さんがダッシュ、
私は当たり前だが自力でダッシュ、
いわれるがまま、荷物チェックだ、チケットチェックだ、
と函館空港を駆け抜けて、飛行機に飛び乗った。

本来19:35に乗るはずだったのに、
なんやかんやしても17:00には羽田についていた。
Uおばさんに電話して、なんとなく北の香りのする土産を買い、
地元の駅に向けてバスに乗ったのが17:50。
バスの中で何度もIさんから電話がかかるが、
バスの中だから降りたら電話しよう、と
電話したのが17:30頃。
Iさん「いまどこ?」
私「ごめんなさい、早い飛行機に乗れて、いま地元の駅です」
Iさん「ええ~」私「本当に行きも帰りもごめんなさい」。
電話のあと、なんとなく、いやな予感がして
PHSの留守電を聞くと
Iさん「いま函館空港だけど、どこにいるの?」と。
なんか空港で「横浜からお越しのMさん」というアナウンスも
流してもらったらしい。

はあ。ごめんなさい。
行きも帰りも親戚(とくにいとこのIさん)の心臓を止めた
罪深き父子は、
翌日からしばらく、その報いが心身に襲いかかってきたそうな。
おしまい。
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by haraheri4 | 2010-10-23 14:59 | 旅・散歩・町 | Comments(0)

突撃!函館1泊2日:2010.10.17(日) のんきな午前

泊まったホテルは、
私がなんとなく選んだところだった。
どこの病院かも知らずに出発したので、
そのホテルの周辺には大きな病院がいくつかあったから、
という理由だった。
が、Iさんは
「五稜郭は函館の中心。どこからでも、どこへ行くにも
函館市内なら15分だ。いいところを選んだ」と言ってくれた。
そうだったのか…。
ホテルの窓からは五稜郭タワーが見えた。
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私と父は、のんびり朝食をとり、
新聞を読んだり、テレビを見たり、ねっころがったり、
チェックアウトぎりぎりまでのんきにすごした。
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by haraheri4 | 2010-10-23 14:41 | 旅・散歩・町 | Comments(0)

突撃!函館1泊2日:2010.10.16(土) 海の幸

Iさんは五稜郭の後、
「魚がうまい」「椅子or掘りごたつ」という条件で
食事処を探してくれる。
父は1種2級の障害者、畳には座れない。
しかし、Iさん、苦戦の様子に
「肉でもいい」「いっそファミレスでもいい」といったのだが
たいへん人に気を使うIさんは、とうとう店を探し出した。

集まれる親戚で夕飯です。
しかし、海の幸は
医者から「避けたほうがよい」といわれているものも多いのです。
まだ足が動いているいかとか、生で食べられる白子とか。
大好物ながら、我が血液が少々心配。
しめにIさんが「うに丼といくら丼、どっちが好き?」と聞く。
いや、どっちも好き、っていうか、どっちも禁断のメニュー。
結局、いくら丼に。
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ああ、なんと美しい姿!
うまい、おいしいよう~
私は悪玉コレステロール値が悪いのです、というと
いとこたちは「医者には『函館にきて、他に食べるものがなかった』と言え」
「『無理やり勧められた』と言え」といって、食え食えというのです。
おいしいものの宝庫、函館。危険なところです。
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by haraheri4 | 2010-10-23 14:34 | 旅・散歩・町 | Comments(0)

突撃!函館1泊2日:2010.10.16(土) 五稜郭

Kおばさんの顔をみて、ひとまずほっとした。
その後、Iさんが父と私を五稜郭タワーに連れて行ってくれた。
「前のタワーは登っても、星型のうち3つの角しかみえなくて、
『北海道3大がっかり』の一つだったが、
いまのタワーは全体が見える」などなどと、
アナウンスをしてくれるIさんは、
函館山ロープウェイ勤務、観光業一筋20年の
できる男でした。
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by haraheri4 | 2010-10-18 11:20 | 旅・散歩・町 | Comments(0)

突撃!函館1泊2日:2010.10.16(土) お見舞い

横浜から父と私がやってきた、
ということを聞き、
函館の親戚でこられる人は全員病院のロビーに集合した。
Iさんとその妻さん、
Tおじさんとその妻Yさんとその息子(私のいとこ)Hさん、
Uおばさん、父と私、
そして入院中のKおばさん。
Kおばさんは「頭蓋骨骨折」「脳挫傷」
「脳溢血(←だったと思う)」「首捻挫」などなどの
恐るべき診断名を受けていたが、
にこにこと包帯一つない姿で歩いて登場。
Kおばさんの怪我の一報を受けたものはみな、
「頭に包帯ぐるぐる、体中にチューブたくさん」というイメージを持っていたが、
「だんだん頭痛もとれてきたの。
最初は氷嚢で冷やしておけばいいと思ったくらいよ」という言葉に
ほっとした。

それにしても、「『いまから行きます』じゃなくて、
『いま函館にいます』だもんねえ」とみなを驚かせてしまった。
そう、いくつか踏むべきステップを飛び越えてやってきてしまったのだから。
道内だが函館から離れたところに住むKおばさんのもう一人の息子Nさんには
「大丈夫だからこなくていい」とストップがかかったのに、
横浜のふたりはストップがかかる前に、やってきてしまった。
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by haraheri4 | 2010-10-18 11:10 | 旅・散歩・町 | Comments(0)