道草日和。

カテゴリ:読書( 968 )

「日蝕」

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「日蝕」
平野啓一郎
新潮文庫

ルビの多さに戸惑わずに読んでみれば、
そんなに恐れることはない、と思います。
テーマもややこしくない、と感じた(読みが正確ならね)。
ただ、この若さでこれを書いたのか…というのは恐れます。
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by haraheri4 | 2005-09-20 17:44 | 読書 | Comments(0)

「文学部唯野教授」

トラックバックカテゴリ:小説・詩・読み物
「文学部唯野教授」
筒井康隆
岩波同時代ライブラリー

これも途中まで読んで、今日まで続きが読めなかった。

これを読んだ、ということはいえるが
いつものように気楽に何かが書ける「テクスト」ではない。
「詩を読んで、ロマンチックだなあ、
いいなあと思ってすごしていたところから
僕らはずいぶん離れてしまった」みたいな台詞がありましたが
そのとおりです。
「テクスト論」だ、「構造主義」だ…と
今はすっかり違うところで有名な小森陽一氏に
授業で習ったけれど、
自分には「読み手の働きかけがあって、テクストはある」
みたいなことしか残っていない。
「読むための理論」という小森氏らが書いた本を
引っ張り出してみたら、
その「テクスト論」は本の最初に書かれていた…
最初しか理解してないのか、やれやれ。
「読むための理論」、もう一度読もうかなあ。

「純文学読んでるかい?」「イエーイ」
と唯野教授に応えられない今日この頃を反省したり、
大学に戻りたいと思ったり…。
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by haraheri4 | 2005-09-15 12:36 | 読書 | Comments(0)

「深い河」

トラックバックカテゴリ:小説・詩・読み物
「深い河」
遠藤周作
講談社文庫

かつて途中まで読んだ気がする。

ちょっと前まで、神、という言葉にとても抵抗感があった。
今は、あの落ちこぼれの神父のような
感覚がわかる。
どんなふうに生きたいのか、を考える本。
人と人とのつながりができすぎなかんじはちょっとある。
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by haraheri4 | 2005-09-13 12:32 | 読書 | Comments(0)

「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」

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「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」
J.K.ローリング
静山社

今頃…ですが、読みました。
ハリポタ、こんなブームになる前から読んでいましたが
その頃は「買ったら一晩で読む!」くらいな感じだった。
なんかブームになると
一歩ひいてしまう…
出た頃は勉強で忙しかったしなあ。

ちゃんと読んでいないと「読めない」というところがあり、
久々ハリポタの世界に入ってみると
「?」という点もあり。
ハリーはずいぶん大人になった気分でいるようだが
ハーマイオニーに比べたら…
やっぱりこの年齢の子は女の子の方が大人だよね。
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by haraheri4 | 2005-09-13 12:27 | 読書 | Comments(0)

「カイン―自分の『弱さ』に悩むきみへ」

「カイン―自分の『弱さ』に悩むきみへ」
中島義道著
新潮文庫

いい子にしなさい、人に優しくしなさい、
譲り合いなさい…という一見当たり前のことばに縛られ、
自分に優しくすることなく、他人に優しくするばかりで
苦しかった、そういう私がいる。
そんなアダルトチルドレン(AC)としてのものの見方には
共感するんだけど。

著者は
カイン(自分の弱さに悩んでいる人間)には目がいくけれど、
「善良な市民」(あんまり悩んでいない、と彼は思っている)への
見方が…
攻撃的すぎてついていけない。

私の中にもカインがあり、
同時に「善良な市民」的常識にとらわれている面もあり、
まだ何も気づいていないマイナス・プラス面もあるだろう。

気づけずにいる「善良な市民」が
気づいていかなきゃいけない、むしろカインよりも。
私たちはみんな、私を取り戻さなければ…
そういう意味で、私は「善良な市民」にも
目がいくもんだから。
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by haraheri4 | 2005-09-05 15:39 | 読書 | Comments(0)

「月夜の晩に火事がいて」

トラックバックカテゴリ:小説・詩・読み物
「月夜の晩に火事がいて」
芦原すなお
創元推理文庫

いつもはお休みの土曜。
今日は終わらなかった仕事をなんとかするために出勤です。
で。ちょっと休んで書き込み。

この小説は「推理」でどうにかならない、もちろん「本格」でもない
(と断言しちゃっていいのかなあ。
でも「あとづけ」的な解決だったから)。
楽しむところは他にあるのだと思う小説。
それは、四国の言葉や、おいしそうな御飯や、
魅力的であったりすねてしまった登場人物像や。
そういうのを楽しむのだと思う。

どこかのHPで井上ひさしの「四捨五入殺人事件」と比較されていて
ちょっと気の毒に思い、弁護したくなったので。
あれにはあれの、これにはこれの楽しみ方があるのだと
思っています。
芦原さんの作品は、食べ物がいいんだけど
今回は舞台が舞台だけにうどんがおいしそう。
うどんを食べるためだけにバイクを飛ばして香川へいってしまう
相方に読ませたいが、
彼は血が苦手な人なので、読んだら倒れるかもしれない。
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by haraheri4 | 2005-08-27 11:20 | 読書 | Comments(1)

「靖国問題」

トラックバックカテゴリ:小説・詩・読み物
「靖国問題」
高橋哲哉著
ちくま新書

市民劇のメンバーと「憲法探検隊」と称して
フィールドワークをやっている。
この夏は、話題の靖国神社へGo!ってことで
靖国関連の本をいろいろ読んだ。
その中の1冊。
哲学者の本なので、アプローチが複雑、
しかしすっきりわかりやすかった。
「靖国神社は『追悼』施設ではない、『顕彰』施設だ」
ということが、もっとも衝撃的に受けとめたこと。
戦争に駆り出され、死んだ人々に
「悲しむな。天皇がお祀りしてくださるのだから
喜びに思え」という感情を変換する装置、靖国神社。
…ってことが、よくわかる1冊です。
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by haraheri4 | 2005-08-17 12:39 | 読書 | Comments(0)

「すべて死者は横たわる」

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「すべて死者は横たわる」
メアリー・W・ウォーカー
講談社文庫

銃、ホームレス、政治、マスコミ…
さまざまな問題を含みながら進む物語。
彼女は自分の幻想を自分で砕きながら
真実をつかむ。
それがよかった。
暴力の文化を乗り越える社会を…という
感想もあり。
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by haraheri4 | 2005-07-26 13:17 | 読書 | Comments(2)

「ナイフ」

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「ナイフ」
重松清
新潮文庫

偏った読書をしている、と思うし、
ちゃんと情報を得る努力もしていないので、
名前を知っていても読んだことがないという人ばかり。

もっと、早く読んでいればよかった。

「いじめ」の周辺にいる人々の物語。
かなりつらい描写、
けれど「この人、こうして日常を生きる人たちが好きなんだな」
と思える。

私たちはどうしてこういう落とし穴に落ちてしまうんだろう。
かつての自分を思い出し、
勇気のないおとなになってしまった自分を思います。
けれど、子どもたちのそばにいたい、
そばにいて一緒に空気を吸いたい。
そういうことしかできないのだけれど。
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by haraheri4 | 2005-07-18 18:17 | 読書 | Comments(1)

「僕に踏まれた町と僕が踏んだ町」

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「僕に踏まれた町と僕が踏んだ町(増補版)」
中島らも
朝日文芸文庫

古本屋で買って、
残念ながらきれいではなかったので
捨てることになりそう
(本を捨てることはめったにないのだけれど)。

つまらない日々が多くても
ごくごくたまに「生きていてよかった」という夜もある、
だから汚れても、アル中になっても
生きてた方がいい…というような言葉。
らもさんがいうと説得力がある。
自分はおもしろくないけれど
おもしろい人たちに出会うことができて
よかったと思ってるよ。

上司にすすめられた本を探しにいったが
見つからなかった。
そのため、その予算は別の本3冊に化けてしまった。
今週後半は、それを読むことになりそう。
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by haraheri4 | 2005-07-13 12:17 | 読書 | Comments(0)



レシピ・たべもの、読書などなどの話。
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